展示会サポート

コラム 展示会での新規開拓

展示会を活用して新規開拓を成功させよう 第18回


それでは今週は先週に引き続き最初の接触をどうするか、についてお話しします。

ぜひ読んで頂き実践してくださいね。

今週は先週のコラムで予告した「事前準備」について書きます。 先々週お伝えした例題を参考に流れをまとめてみます。皆さんも自分が今考えているやり方と照らし合わせて考えてみてくださいね。
再度復習ですが、展示会終了1週間以内で3回接触する方法として、「お礼メール」で1接触、HPを見て頂いて1接触、名刺をもう一度見て頂いて1接触の3接触という話を書きました。 これを実現するためにはどんな準備が必要だと思いますか?
準備の一番最初はまずはホームページが準備されていることです。これが製造業の場合、まだまだHPができていないところがあります。内容が古いとか、デザインがいいか悪いかはまず横に置いておいて、ホームページがなければ今の時代は新規開拓がほぼ無理です。ないのであれば、ぜひすぐに作ってくださいね。 ホームページのヒントもこの後の回でご紹介しますので、それもぜひ確認しておいてください。
ホームページでもう少し話をすると、まずは最低限の条件として自社名で検索してHPが出てくるのが「ホームページを持っている」という最低条件になります。 これが実は出て来ない会社があるんですよ(笑) 今どき、URLをいちいちタイプしてHPを見る方はほとんどいません。検索でキーワードを入力して見るのが一般的です。それなのに自社名を入力して一番上に来ないようなら、そのホームページは機能していないのと同じ事になります。 ぜひ一度確認をして下さいね。
さて、次は一番難しいメールの文章の準備です。メールに関しては、だいたい5構成になっていると考えて下さい。
1つ目は、メールの件名(タイトル)

2つ目は、展示会で名刺交換して頂いたお礼の文章

3つ目は、そこで会話した内容などを振り返る文章

4つ目は、展示してあった商品等に関する文章

5つめは、締めの文章
おおよそこんな感じです。 事前に準備できる文章は1つ目と、4つ目と5つ目になります。 この中でどの部分が一番重要になってくると思いますか?
この中で一番重要なのは「メールの件名(タイトル)」です。今回のこのメールは展示会後初めての接触となるわけです。その時点で相手の方は御社のことをすでに忘れかけているかもしれません。最近は知らない人からのメールは見ないで削除する、という方もいらっしゃいますし、日に100通以上のメールを読んで処理している方もたくさんいらっしゃいます。
その中で埋もれてしまわないメールの件名であったり、開きたくなるような件名だったりが重要になってきます。 いくらメールを送っても開いてもらわなければ意味がないわけです。だからこの件名については、充分に考えてみて下さいね。 この続きは来週以降でお伝えします。楽しみにしていてくださいね。
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