展示会サポート

コラム 展示会での新規開拓

展示会を活用して新規開拓を成功させよう 第15回

4月になったとはいえ、寒い日が続いています。昨日は近所の水たまりに氷が張っていたそうです。桜の花も例年なら見頃を迎えているはずが、まだまだつぼみのままです。春になるのが楽しみですが、この待っている間も楽しいですね。すぐに手にはいりそうで入らないのを楽しむ、こういう感覚で新規開拓もやっていくと楽しいですよ(笑)
さて、先週までは新規開拓の全体像をお伝えしました。

今週からは商談機会アップに向けての具体的なやり方についてお伝えしていきます。

それでは、展示会を使った商談機会アップについてのやり方をご紹介しています。 でも、その前に少しご紹介しておきたいことがあります。

それは3つの大前提です。

一つは「心を整える」こと。 こんな書き方をすると何か精神論っぽく聞こえますが、「目指せ!商談機会アップ!」と書いたハチマキを全員でしてもうまくいきません(笑)。(もしかしたら逆の意味でうまくいくかも!) そうではなく、本当の目的をもう一度見直すことです。本当の目的は商談の回数を増やすことだったでしょうか?「売上アップ」や「新規開拓」が目的、と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、それよりも本当の目的は「自社の商品やサービスを多くの方に使ってもらい、それによりお客様の仕事のお役に立つ」ということなのではないでしょうか?誰のためでもなく、お客様のため。ここがずれてくると、どれだけいろいろなことにチャレンジしてもなかなか結果が出てきません。
これは恥ずかしい話、自分のことでもあります。自社の都合であったり、自分の都合で「売上を上げたい」「新規を何とか増やしたい」そんな思いでやっているときは本当に結果が出ませんでした。「もっとお客様(相手)のお役に立ちたい」そういう気持ちに起因しない限りどうやらうまく事は進まないようです。この厳しい時代に数字のことは頭にちらつくと思いますが、ここはもう一度本当の目的を見直してみてくださいね。
二つ目は、これは前にも書きましたが、いいと思ったらぜひ行動してみてください。行動しない限り新しい結果は何も生まれてきません。どんないいやり方でも実践しないことには結果にはつながらないのです。当たり前のことなのですが、これがなかなかできないんですよね(笑)。変な評論家のようになって、「あ~それね」とか、「そんなのじゃあうまくいきそうにないな」などと簡単に判断するのでなく、まず行動することです。行動することで得られるものこそが、真の財産です。行動すること、大切にしてくださいね。
三つ目は、最初からうまくいくと思わないでくださいね(笑)これも以前に書きましたが、どんなスーパーコンサルタントのやり方でも、一発目からうまくいくほど今の新規開拓は簡単ではありません。 でも、そこから何度も微調整をしながら自社内の風土に落とし込むことで、結果につながるようになってきます。まずは何度も繰り返して上達していくということを予めイメージしておいてくださいね。
「心の在り方がすべての結果を決める」
以前の私はこのことがわからずに闇雲にやっていた時代がありました。でも最近になってようやく、この言葉の本当の意味が少しだけわかった気がします。 ぜひ新規開拓や商談機会アップの活動を始める前に「心の在り方」をしっかりと見つめ直してみてくださいね。
今回は具体的なやり方の話の前に「在り方」の話で時間になってしまいました。次回からちゃんとやり方についてご説明します(笑)。ごめんなさい。来週から楽しみにしていてくださいね!
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