展示会サポート

コラム 展示会での新規開拓

展示会を活用して新規開拓を成功させよう 第13回

この土日で、下呂市主催の「福祉によるまちづくり会議」のファシリテーターをさせて頂きました。話し合いのテーマは「今、できること」でした。 福祉もまちづくりも、そして仕事もいろいろな課題がある中で、難しいことに取り組むことも大切ですが、「今自分にできること」を探して、全力で取り組むと言うことも大切だと思います。まずは行動をスタートすることが何よりも大切ですね。
先週は新規開拓の全体像の中の3つのポイントの1つをご紹介しました。 今週は残りの2つをご紹介していきます。

先週はひとつ目のポイント「短時間で接触回数を増やす」という内容でした。

2つ目は「嫌がられる接触をしない」とうことです。 「そんなの当たり前のことだろう」と思われるのですが、これがなかなかできていない方が多いです。 先日もある方が新規取引を増やすための営業活動の中で、 「こういう場面では、訪問がいいのか、電話がいいのか、あるいはメールがいいのでしょうか?」と電話で相談頂きました。 一概にどれがいい、とは言えませんが、手段を選ぶ際に「自分だったらどう思うだろうか?」ということを再度確認することです。自分にとってそれをされることで「嫌だ」と思う行動であれば、止めておいた方がいいでしょう。もちろん、人によってはその許容範囲が違いますから、相手をよく観察してから決めた方がいいでしょうが、まずはそういう基準を自分が営業行為をされたときにいろいろと感じておくといいですね。
話は少し変わりますが、そういう意味ではたくさんの営業を受けるというのは、実は営業の勉強には非常にいいです。 熱心な営業パーソンを前に失礼なことを書きますが、やはり営業の下手な人はこちらが聴く体制にもなっていないのに、ベラベラと営業トークを始めます。 一息しゃべったあとに「どうでしょうか?」と聞かれても「結構です」としか返事のしようがありません。きっと皆さんも同じ経験があると思います。
「ハハハ」と一笑に付すことなのですが、これが立場が変わって売る側に立つと売る側の理論で「何とか売りたい」と思い、同じようなことをやってしまいがちです。こういう「反面教師」を見つけたら、必ず自分の営業スタイルを見直してみてくださいね。 だから私は飛び込み営業をされるのが大好きなんです(笑)
ちょっと脱線してしまいましたが、「嫌がられる接触をしない」というのはイメージできましたでしょうか? 展示会で名刺交換しただけなのに「一度訪問させてください」というのが、相手にとって「嫌がられる接触」なのか、どうなのかを一度見直してみてくださいね。 こんな事を書いている私も以前は相手目線ではなく、まさに「自分本位」で自分の都合で営業活動をしていました。相手が嫌がるかどうかという基準ではなく、自分がどう営業するかという自分目線だけで営業活動をしていました。 そして、うまくいかないことを相手のせいにする典型的なダメ営業マンでした(笑)
合コンで言えば次の日から「会いたいメール」を連発で送り続けるストーカー野郎です(笑)こんなのやっぱり嫌ですよね。こんなのを基準に一度営業やり方を見直してみてくださいね。 長々と書いてしまいました。3つ目のポイントは来週にお伝えします。お楽しみに~

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