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社長ブログ

鬼になる!

今日は当社の社員である山内の結婚式でした。 幸多かれと願うばかりです。 詳しい話や意気込みは本人が書くでしょうから 私は鬼になった話を書きます。

私が住んでいる金山町金山地区では、 毎年節分にお祭りが行われます。

恥ずかしいことに、それを知ったのは昨年のことです。 地元のニュースがケーブルテレビで流れるので それを見て初めて知りました。

2月3日の夜7時にお宮から一番遠いところに 厄年の人たちとお宮の当番の人たちが集まります。

そしてみんなで行列になってお宮まで歩きます。 その時の鬼の役になりました。 私は厄年ですので、同級生の友だちと二人で 鬼をやらせて頂きました。

お風呂に入って身体を清め、当番の女性にお手伝い頂き 鬼の衣装を身にまといました。

6時半頃には出発の集合場所に集まりお酒を頂きました。 だんだん調子が出てきて、いよいよ鬼の面をかぶりました。 結構ちゃんとした面でした。

視界が狭いのが気になりましたが、太い竹の先の方だけ 裂いたのが鬼の持ち物になります。 その竹で行列を見ている子どもたちを脅しながら 他の厄年の人や当番の人たちと一緒に行列でお宮へ向かいます。 20分ほどかけてお宮まで歩き、そこで宮司さんに参拝者も含め ご祈祷してもらいます。

その後、「ちの輪くぐり」というワラで作った大きな輪の中を 八の字を描きながら3回くぐります。 これが無病息災になるのだそうです。 それが終わると、いよいよ本堂に上がってご祈祷です。

初めてづくしで何があるのかわかりませんでしたが だんだん進むにつれて神事の内容がわかってきました。 いよいよ終わりが近づいてきて、玉串奉奠(たまぐしほうてん)になりました。

宮司さんが行い、次に61歳の方で代表が出られました。 (これってもしかして42歳の代表も出るのかな?)

この時点で30分以上正座し続けている私の足は ほとんど感覚がない状態です。 そして、やはり来ました。 私は隣に座っている友人に、「行って」と言いましたが 彼も立てそうにないという表情でした。

お互いに「お前ヤレ」みたいなことをしていたら 係りの方が「鎌倉君、出て。」と言われました。 「立てるかな?」と独り言で行ったのですが 静寂の中で皆さんに聞こえたようです。失笑が広がる中で 立ち上がりました。 よろめきそうになるのを我慢して、何とか玉串奉奠を無事済ませました。

神事もすべて終わり、最後にもち投げです。 自分で奉納したお餅を境内にいる一般の方々にまくと 厄払いができると言うことです。 初めての経験でしたが、とても楽しい経験でした。