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道徳なき経済は悪

二宮金次郎こと二宮尊徳翁の言葉で「道徳なき経済は悪であり、経済なき道徳は寝言である」という名言があります。
最近のいろいろな出来事や社会の風潮を見ていると「道徳のなさ」を強く感じます。
経済活動を尊重することは大切でし、経済がうまくいかないとそれこそ「寝言」と言われてしまいます。ただ、過度に経済活動を優先させたり、暴利をむさぼったり、政治や行政の行う不可解な投資など、「悪」と思えるようなことがたくさんあります。
貧困で苦しんでいる家庭や若い人など、生活に困っている人たちがもう少し豊かな暮らしを目指しているのならともなく、単に目の前のお金を得るためだけに将来の人たちへ負担を考えない人の姿を見ると、本当に残念に思います。
もっともっと倫理観や道徳観念をしっかりと持って経済活動をしていかないと、必ずや破綻が来ると思います。自分自身も道徳観念を高めて経営に当たります。