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零細企業へ就職するという選択肢

先日ある学生向けイベントに呼ばれて、学生さん達と一緒にグループセッションを行いました。グループには就活を控えた2、3年生の学生数名とある上場企業の採用担当者、そして私がそこに入りました。テーマは今後の就活や仕事、社会人に関してのことでした。
自己紹介が一巡して、学生さん達からさまざまな質問があります。「どうしてこの会社に就職しようと思ったのですか?」「辞めようと思ったことはありますか?」「社会人になる前に学んでおいた方がいいことは何ですか?」などなどいろいろな質問に対して、私と上場企業の採用担当者の方が答えるという内容でした。
上場企業の採用担当の方が的確に答えられたり、返答も素晴らしい内容で、一緒にセッションに参加している私も、なるほど、と思うことがしばしばでした。こういう対応を目の当たりにして、大企業と零細企業の違いを感じさせられたのと同時に、給与や福利厚生面などでも大きく違っているので、正直自分自身が就職する立場なら、私の会社よりも大企業を選ぶかもしれないな、と思いました。
もし、違いがあるとするならば何か?と考えてみました。私が違いと感じたのは一つはその会社の中での影響力です。弊社は10人そこそこ、上場企業の会社は1500人いらっしゃると話されました。1/10で働くか1/1500で働くか、分母が小さければ小さいほど、その会社での影響力やインパクトは大きくなります。そしてもう一つあるとしたら「ドキドキ感」というか、ドラスティックなところでしょうか?弊社はさまざまなことをドラスティックに変化させてきています。大企業ではこんなことはできないというかしないでしょうが、零細企業だからこそできることだと思います。
もっともっと待遇や福利厚生をよくしていきたいと思っていますが、仕事のやりがいという点ではどこにも負けないようにしたいです。