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社会から求められる会社

今日は桜井食品の桜井社長のご紹介で、地域づくりの情報誌「かがり火」から取材を受けました。取材内容は私がやっているKIプロジェクトの活動や弊社の事業活動についてでした。1時間半ほど取材を受けた後に、「出版社も今は大変ですね」と私が言うと、代表の菅原さんが「ウチの会社、一度倒産しました」とさらっとおっしゃいました。驚いて詳しくお話しを伺うと、ある時経営的に非常に厳しくなり、一時休刊する旨を定期購読されている方に伝えたそうです。そうしたら、多くの読者が「大丈夫か?」と連絡をされてきたそうです。経営の厳しさを皆さんに伝えたら、読者の方々が集まり「この本は絶対無くしたらダメだ!」という話しになり、多額の寄付を申し出る方や、継続的に広告を出す契約をされる方があり、会社も情報誌も続けられることになったそうです。そのエピソードから、多くの顧客から必要とされる会社であり、情報誌であることは十分すぎるほどわかりました。
顧客から存続を熱望される企業とは、すなわち社会から求められる企業と言うことです。規模の大小ではなく「この会社に存続して欲しい」と思って頂ける方が一人でもいることは、経営者としてとても誇りに思えることです。ましてやそんな方がたくさんいると言うことは今までの企業活動が社会のお役に立っていることを物語っています。
私も社会から必要とされる会社にしたい!と強く感じました。
また一つ勉強させて頂く企業が増えました。