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教えていただいたことへの感謝

昨年の年末は今春出版する予定の展示会営業に関する書籍の執筆や内容の確認、原稿の修正などでとても大変でした。あれもこれも書きたいことだらけでしたが、初心者向けに書いた本なので、できるだけわかりやすく書きました。機会があれば中級者以上の本も書きたいと思っています。

本を書いてみてわかったのですが、書いていることは自分が考えたり感じたことを中心には書いていますが、「これってどこかの本にも書いてあったよな」とか「この話しはあの先生の話にあったかも?」と思うこともしばしばです。最終的には私が(厳密に言うと照井さんとの共著です)書いた文章ですし、著者として名前が出るのですが、たくさんの方々に習ったことが、私の身体を一旦通って外に出ていく感覚です。

この時期なので、年賀状のことも少し書きます。私にはビジネスに関して教えてもらった先生が何人もいます。また生き方や考え方の基本を教えていただいた先生もたくさんいます。感謝しても感謝しきれない方ばかりです。年賀状の宛名のリストを見ていて、「この先生にもいろいろと教わったなあ」と想いながら、具体的に何か?と聞かれるとしっかりと思い出せません。恐らく感じの一文字一文字やかけ算、割り算を教えてくれた小学校の先生のように、教えてもらって使えるようになっていますが、それを誰から習ったかはもう記憶の中にないのと同じ感覚です。

既に自分の血となり肉となり骨となってしまっているので、それが教えてもらったモノなのかどうなのかもわからなくなってしまっています。でも教えていただいたことは確かです。私はその先生方に感謝すると共に、自分が習ったこと、教えてもらったことを他の人に伝えるのお役目なんだなぁと最近思います。

本の出版はその一つの方法です。今年は感謝の気持ちを表すために、さまざまな方法でたくさんの方々に伝えていきたいと思います。