先日仕事の関係でやりとりをしていた人が、あまりに自分中心の考え方で、スタッフとビックリしたことがありました。
私はこういう自分中心の人を見ると思い出すのは「おもちゃを貸してあげない子ども」です。みんなが遊べるような公共の場所で、一人の子どもがおもちゃで遊んでいて、別の子が遊びたがっているのに貸さない子ども。お母さんが「ちょっとお友達にかしてあげようか？」と言っても泣きながら絶対に貸さない子、そんな感じに見えてきます。

小さな子どもはまだ精神が育っていないから、自分のことしか考えていません。でも、どんどんと成長していく過程で周りの人との調和の大切さを学び、相手のことが考えられるようになります。そうすることでおもちゃを独り占めするのではなく、人に笑顔で貸してあげることができるようになるのだと思います。

何かもかも譲歩することが大切だとは思いませんが、相手のことを考えて行動することはとても大切なことだと思いますし、成長のバロメーターだと思います。「与えることの大切さ」をスタッフと共有して会社を経営していきます。

写真は今日の飛騨金山の桜です。少しずつ咲いてきました。朝晩はまだ冷え込みますが、春はもう目の前ですね。