弊社では年間400以上ものアニメグッズを企画して商品化しています。その中で、全くの新商品も年に10種以上は作り出しています。
新しいアニメグッズを商品化するのにも、そのアニメグッズのことをしっかりと下調べしたり、ファンの方々の想いを考えたりして、どんな商品なら喜んでいただけるかを多くのスタッフで考えて商品化しています。
考え抜いてもお客様に購入していただけないケースもあります。そういう時は会社としては損失になっていますので、意見を出した個人の責任ではなく、会社の責任として考えています。

いろいろと考えた上で商品を企画しているのですが、学生さん方からすると「企画の仕事は楽しそう」という理由で「企画の仕事がやりたい」と言ってくる方が非常に多いです。
私からすると「企画するのにふさわしい知見はありますか？」と聞きたくなってしまいます。
無責任に企画するだけなら誰でもできます。

たまにスタッフに話をするのは「学祭や文化祭のように、『やり遂げた』という結果だけで終わるものなら好き勝手に企画はできるが、ビジネスとして『成果』を求められる場合には、それなりの熟考が必要になる」と言います。

新しい感性や感覚は非常に重要視しているので、入社すぐのスタッフにも意見を求めますが、本格的な企画をしてもらうにはある程度仕事の経験が必要です。気軽に「企画がやりたい」という学生さんは、その点をぜひ理解してもらいたいと思います。