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伝わらないと言うこと

ものづくり補助金の申請が採用されてから、採択後の申請書を何度も修正して提出を繰り返しました。「ここはどうなっている」「この表記ではわからない」「ここをもう少しわかりやすく」と何度も言われて何度も修正しました。正直「何でわからないのか!」と言いたくなることが何度もありました(笑)
しかし、その時に思い返しました。「伝わらないのは、相手の捉え方の問題ではなく、自分の伝え方が悪い」のだと。
若い頃はこのことでよく葛藤しました。伝えているつもりが伝わらない。伝わらないことで苛立ち、相手を非難したこともしばしばです。「何でわからないんだ!」そう叫びたいことが何度もありました。
セミナーで講師をしたり、助成金をチャレンジするようになり、そういう想いはかなり減りました。セミナーの内容が伝わらないのは基本的に講師の伝え方が責任のほとんどですし、助成金が採択されないのは、審査する人が「分からず屋」なのではなく、自分の書類の書き方が悪いと言うことを、何度も実感しました。
仕事の中でも、営業ツールや展示会サポートも「伝える」ことが大切です。
「伝わらない」ことに対して、相手のせいにすることなく、自分の非を認めて自分を改める。この年になってようやく実感できるようになったことの一つです。