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社長ブログ

寛容

今日、久しぶりに母を車に乗せて眼科まで送り届けました。田舎に住んでいるので、眼科まで1時間近くかかります。今日は目の治療をしてもらうとのことで、いつもなら自分で運転して行くのですが、術後にしばらく目が見えないとのことで、送っていくことにしました。
乗っている間中よくしゃべる母はしゃべり続けていました 笑
昔の話しがほとんどで、何度も来たいことがあるような話をしていました。母は私が生まれた時に自動車の運転免許を取ったので、姉が小さい頃は汽車やバスを使って営業や納品に行っていたそうです。
交通の便の悪いところですから、1時間か2時間に1本来る汽車やバスに乗り継いでお客様の所へ行ったようです。小さな姉と両手いっぱいの荷物を持ち駅に降りると、反対のホームから駅員さんが来てくれて、荷物を運ぶのを手伝ってくれたそうです。
そこからさらにバスに乗って30分ぐらいに行ったところに納品するのですが、帰りのバスが来るまでに数件の納品があると、バス停の近くの人が「自転車使っていいよ」と言ってくれたり、「お子さん、見ててあげるよ」と声を掛けてもらったそうです。お言葉に甘えて自転車を借りたり、姉を預けたりしたそうですが、ぐずる姉にミルクを飲ませておいてくれたり、あやしてくれたりしていたそうです。

今ではまったくに想像がつかない世界です。人と人とが支え合い、信頼し合っていたんだなぁと感じます。今の時代からすると、ある意味突っ込みどころ満載!という感じです。
でもこういうことが受け入れられる寛容な世の中だったということを感じます。今はいろいろなルールが決められて、自分たちで自分たちの首をどんどんと締めていっている気がします。もう少し寛容な世の中になれば、と思います。