最近テレビを見ていて、政治に対して言いっぱなしの意見だけを言う方を見ていると「一度やってみたらどうでしょうか？」と言いたくなってしまいます。私自身政治の経験は全くないですが、いろいろな選択肢がある中で、どれかを選ぶことが政治には必要になっていきます。
今のコロナ禍で重症者が増えて医療機関が切迫している中で、医療崩壊を起こさないようにすることも大切ですが、経済が急激に落ち込んだ５月や６月には自殺された方が急増しました。経済が崩壊すると亡くならなくてもいい命がなくなります。医療も大切、経済も大切、どちらも非常に大切だと感じています。その中で、何かしらを決めることは非常に難しいことだと感じています。いろいろな駆け引きや表から見えないこともたくさんあるでしょうが、決めて前に進めることが大切になります。
日々刻々と変化する中で、国家という大きな組織の方針を決めるためにはさまざまな意見の調整が必要になりますし、決めたことを実行するための準備も必要になります。
「決めるのが遅い」とか言われる方もいますが、私の会社のような小さな組織でさえ、調和を保つためにさまざまなことを考えてベストな選択をするために考える時間が必要になります。考えて行動して、発言しても思うようにならなかったり、納得してもらうのに時間がかかったりします。また、思うような結果につながらないこともしばしばです。
国家の方針をしっかりと考えて、その方針に向かい熱心に働く公務員の方々、一部の不良政治家や公務員がいるのは十分承知していますし、政府のすべての決定事項に賛同できるわけではありませんが、それでも、詳しい事情がわかっていない私が軽々しく批判できるものではないと思っています。