営業ツール

コラム 新規開拓のやり方

正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る 第49回

12月に入り、この「正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る」のシリーズも残すところ今回を含めてあと4回となりました。来年からは新たなシリーズを企画していますが、このシリーズもあっと言う間の一年でした。残り4回でこのシリーズのまとめや書き足らなかった部分、最近お客様などから聞いた話から感じたことなどを書きます。 それでは、今週も始まります!

弊社の商品で「新規100件アプローチパック」という商品があります。これは絞り込んだターゲットのリスト100件にダイレクトメールを送り、送った先にお客様に替わり弊社から電話をかけて、反応を確認するという作業まで一貫して行う、という商品です。(笑) 先日お会いした方にこの話をしたら、「実はそれと同じようなサービスを他社でやっています。ただ、そこの会社は成功報酬制で、アポが取れたらそれに対して課金されるというやり方ですが」とおっしゃいました。 弊社ではDMから一気にアポへと飛ぶようなことはしません。確かにDMからアポが取れればそれはそれでいいことなのかもしませんが、それだとかなり相手の方にもこちらにもストレスが発生します。こうした有償サービスを使い続けるのも一つの方法かもしれませんが、費用も嵩みます。
それよりも一つ一つのステップをもっと細かく分解して、ある一定の行動をやり続けることで自動的に新規の取引先が増えてくるという考え方もあります。 できるだけ相手の方から「会いたい」と言って頂くことで自然な形で取引がスタートできます。新規開拓の最終イメージはこんな形をイメージされてからスタートされるといいですね。
とは言う私も、最初は全くコレがイメージできずに、「新規開拓には人が必要」という固定観念から抜け出せずにずいぶん苦労もしました(笑) この人が関わる部分をできるだけ減らして、道具を使うというのが営業ツールということになります。 新規100件アプローチパックは、100件アプローチして「市場の温度を測る」のが目的です。市場との温度差があったら、どんないい商品も売れません。営業ツールが市場の温度に合っているかどうかを電話で確認する作業になります。 そして、温度が合ったDM(営業ツール)ができあがれば、人が介在する部分は非常に少なくて済むようになります。
今は新規開拓が非常に難しい時代になりましたが、今まで以上に手間がかかるようになっただけで、新規の取引先を増やすことはできます。来年に向けて今のうちから準備を進めてくださいね。