営業ツール

コラム 新規開拓のやり方

正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る 第35回

最近、弊社では全社的に新規開拓に取り組むために、以前お客様に頼まれた仕事を「商品化」して、FAXDMを使って他のお客様にご案内するという活動を始めました。 今までも新規開拓の活動はしてきていましたが、全社的に取り組むのは初めてです。

いい結果につながるのも楽しみですが、「反応がない」という苦い経験もぜひ全員で味わいたいと思います(笑) こういう経験がお客様の営業ツールを作る際にお役に立てる経験になると思います。どんな結果が出るにせよ、今からとても楽しみです。


それでは、今週の本題であります「継続するための方法」についてお伝えしていきます。 以前にも少し書きましたが、「何事も継続するのは大変だ」ということを言われる方がいらっしゃいます。

3日坊主、という言葉でもよく言われるように、なかなか長続きしないようです。 私は何かを始めるときに「継続は楽しい」「継続は簡単」ということ思ってからスタートするようにしています。

実は継続した先には、かなり楽しいことが待っています。これは私の個人的なことかもしれませんが、継続がうまくできなかったときは、少しやっても変化がほとんど見られないので、気持ちが萎えてしまって、やる気が続かないということがありました。 確かに始めてからすぐに結果が出ればモチベーションも維持できますが、なかなかそうはいきません。結果が出ないことの方が多いと思います。でも、スタート時点で「結果は一年後にしか出ない」と割り切って考えることで、ずいぶん気持ちが違ってきます。
私は、このコラムを毎週書き始めてから8ヶ月が経ちました。書くのは割と大変ですが、将来的にきっとこれを読んだ人のお役に立てる、という想いで書いています。今書くことで読んで頂ける方は少ないかもしれませんが、こうしてHPにアップしておくことで、3年後や5年後に読んで頂けて、その時に「役に立ちました」というメールが頂けることを楽しみに、今これを書いています。ちょっとストイックかもしれませんが、そのぐらいの覚悟でスタートされると継続できると思います。
こうして、将来の成功や成果をイメージしてスタートすることは、継続にとってとても大切なことになります。「夢の実現」を提唱している多くの方々が同じようなことを言っていらっしゃいます。スタートする時点でこれを続けることでどんなことが実現するのか、どんなことが手にはいるのか、を具体的にイメージしてスタートされてください。
それから、これも個人的なことになりますが、以前続けられなかったときは、それをやるための時間がスケジュールにきちんと入れられていない時はやはり継続できませんでした。このコラムを書くのにも1時間半から2時間近くかかります。その時間を一週間のスケジュールの中で確実に入れておくことです。 そうすることで、他の仕事が急に入ってきてできなかったとか、バタバタしてできなかったということがなく、確実に続けることができます。
前からもお伝えしているように、新規開拓は地味な仕事の連続になります。新規開拓がうまくできない、という企業の多くは決められた活動が継続できない企業に多いように思われます。

新規開拓をしたい、新規取引先を増やしたいのであれば、ぜひこの「継続」ということを念頭において活動をスタートしてください。