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コラム 新規開拓のやり方

正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る 第11回

震災に被災された方には心よりお見舞い申し上げます。甚大な被害が発生し、心が痛みます。お一人でも多くの方が助かることと、一日も早く復興することを祈っています。 今、私たちにできることは祈ることと、だけですが、心の底からお祈り申し上げます。 多くの方も力を落としていると思いますが、元気な人が元気を出すことで本当の応援だと思います。今日も前を向いて、がんばります。

前回「ブランド化」について少し書きました。ブランド化は非常に複雑で難しいので、

本格的に始めるのにはプロに協力してもらう必要があります。

とは言ってもあまり費用をかけることができない企業がブランド化を目指すのであれば、最初に取りかかるのは企業のキャッチコピーになります。これは新規開拓でも非常に重要なことになります。

自社をどんな会社としてイメージしてもらうかによって相手の方が「取引に値するかどうか」を判断します。 「販売価格が安い」ことを強調したいのであればそう言うキャッチコピーを、何か特化したことがあればそれをキャッチコピーにするといいです。

一番最悪なのが「総合○○」や「○○なら何でもやります」「○○のことなら何でもお任せ」みたいなモノです。

弊社が以前分類されていた「印刷業」ではよく見られるキャッチコピーです。
こうしたキャッチコピーは何が悪いのでしょうか?「総合印刷業」という言葉を例として考えてみてみます。総合印刷業という言葉からどんな会社がイメージできるでしょうか?何となく何でもやってくれそうな気がします。幅広く受け入れてもらえそうな気がするかもしれません。何かがあったら頼んでもいいと思うかもしれません。

でもその時はそう思っても何の印象にも残らないので結果的にはすぐ忘れ去られてしまいます。要するにどこにでもある「印刷業」ということになってしまいます。今のように次から次へと新しい情報が手元に届く時代に、印象に残らないような企業のことを覚えておいてもらうのは非常に困難です。 最初はありきたりな言葉になるかもしれませんが、自社の枕詞(まくらことば)としてどんな言葉が相応しいかをスタッフの方達と話すことも大切ですね。