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社長ブログ

補助金を問題視?

先日ニュースで「中小企業向けの補助金が問題」との記事を見ました。
弊社は弊社はさまざまな補助金を活用して、事業の推進を行ってきました。自社の力だけではどうしようもできないような投資に対して、補助金を活用することで、収益アップにもつなげてきました。
一部の事業に関しては、計画したような効果が上がらないこともあったのは事実ですが、それは時代が大きく変化したことにより、予想以上に新しいサービスが展開されたためです。この事業に関しても補助金をいただいて事業展開をしていたからこそ、大きなダメージになりませんでした。自社で全額負担をして事業をスタートしていたら、と考えると非常に恐ろしいと思います。

補助金の資料は年々高度になっていて、一度申請が通ることはほとんどありません。申請して不採択になるとさらにブラッシュアップをして、専門家にも相談に乗ってもらいながら、より良いものに作り上げていきます。専門家と言っていもその記事に書いてあるような「高額な専門家」ではなく、商工会や商工会議所を通じて指導してもらう「無料の(自己負担が不要の)専門家」に指導してもらってようやく採択していただけます。

補助金資料は非常に時間がかかります。採択されてからも何度も書類を求められることもあり、報告書まで作っていると、その労力を事業に費やした方がいいのではないか、と思えるほど大変だったことが幾度もあります。ただ、新しい挑戦をするためにはどうしても補助金を活用しないことには、自前の資金だけではできないことがあります。補助金という「呼び水」があるからこそ、スタートできる事業があります。

リピーターを非難する内容もありました。確かにリピーターは私も含めて私の周りにもいます。でも、みんな努力しています。それは単に申請書の作成を努力しているというだけでなく、実際のビジネスでも新しいことに取り組んで、着実にビジネスを成長させていっています。

また、補助金の資料を作ることで、自分のビジネスをしっかりと見直したり、将来を真剣に考えたりする機会になっています。

「高額な請求をするコンサルタント」が悪いのであれば、そういうのを排除する方法を考えたり、あるいは難解な申請書づくりを求めないようにしないと、いけないと思います。そこをまずは議論してもらいたいと強く思っています。