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勘違いする能力

今日は娘の陸上クラブのお手伝いをしてきました。その中で、高跳びの係員をしました。
高跳びをする選手は女子が多かったのですが、最初バーを低めに設定している時は軽々飛んでいた子が、5センチバーを上げただけで飛べなくなってしまいました。低い時の飛び方だと5センチどころか10センチ上げても飛べそうだったのに、低い時の飛び方と明らかに変わってしまっていました。
助走する前に「こんなに高かったら絶対ムリ」と何度も何度も呪文のように繰り返していました。これだけ願えば、願いは叶います(笑)
これは子どもに限ったことではないと思います。いつもは普通にやっていることが、ちょっと緊張する場面で実力が出せなかったり、ちょっとハードルが上がっただけうまくいかなかったりすることが多々あります。
私はそんなとき、「勘違いする能力」の大切さを考えます。
「私にとってこの5センチは上がったというほどの高さではない」と考えます。これは大きな勘違いかもしれませんが、この勘違いこそが困難を乗り越える力にもなります。
幸い私は今までずっと「勘違いの人生」を過ごしてきたので(笑)、こういう場面でも「自分は実力が出し切れる」と思いこんで臨めます。これはある意味自分の強みの一つだと思っています。ただ、勘違いしすぎることも多々ありますが(笑)
勘違いすることでうまくいく時があるなら、勘違いも大いに結構!だと思います。自分で自分の限界を決めないことはとっても大切だと思います。