先日友人が電気自動車に乗って来社しました。「どう？この車？」と聞いたところ、友人は「ガラケーとスマホとの違いみたいなもんや」と言いました。そして、「これからはスマホの時代、ガラケーじゃ勝てない」と言いました。
彼はきっと「今までの改良の積み重ねで何かを生み出すのではなく、全く違った発想からスタートして始めるぐらいでないと画期的なことは起きない」ということが言いたかったんだと思います。

黒電話がプッシュフォンになり、ガラケーになるまでは同じDNAの進化系のように思います。でもスマホは単なる電話の延長ではなく、電話もできて通信もでき、自分でアプリをインストールしてカスタマイズして使える機能がある、となると、もうまったく違ったDNAからの発展だと思います。最近では、一日のうちで通話を１回もしないという人がかなりの割合になっている、という話しを聞くと、もう電話ではないということになります。

今回のコロナ禍で世の中は大きな激変を向かえると思います。ある意味強制的なパラダイムシフトを強いられる感じだと思います。そんな中で生き残っていくためには、今あるモノの焼き直しや進化系ではなく、全く違った視点からの商品作りや発想が必要になっていくと考えます。

コムズもさまざまな新規始業に取り組むように準備を進めています。今までの既存の考え方を排除し、柔軟な発想で新規事業に取り組んでいきます。