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社長ブログ

起業するということ

最近ですが、たまたま二人の方から起業に関する相談をいただきました。
私は経営者として仕事をしていて、経営することの楽しさや大変さを随分経験してきました。厳しい時や苦しい時もありましたが、トータルで考えると楽しいことの方が多かったと思います。だから、機会があれば多くの人に経営者となってもらい、この楽しさを味わってもらいたいと思っています。

ただ、全ての人に経営者になってもらいたいかというと、そういうわけではありません。人それぞれ個性も違います。経営者となるとさまざまなリスクも背負わなければなりません。そういうことに対して大きなストレスを感じる人は経営者になったり、起業したりするというのはオススメできません。
それに起業すると最初は人が雇えないかあるいは雇えても極少人数になります。そうすると何もかも自分でやらなければなりません。総務の仕事も経理の仕事も営業もあるいは掃除や片づけ、お客様のお茶出しといったことまでも、全部自分でやる必要があります。

私の知っている優秀なサラリーマンがいて、たぶんこの人なら起業してもうまくいくだろうに、と思う人がいますが、たぶんその人は、そういうリスクを取るのがいやなのだと思いますし、自分の仕事に集中したいから、他の仕事は人にやってもらいたいんだと思います。

最近大手芸能事務所を辞めたタレントさんが「こんなに個人事務所が大変だと思わなかった」とか「こんなにお金がかかると思わなかった」という談話を発表していましたが、経営するとわかりますが、本当にいろいろなお金がかかります。スタッフにたくさんお金を払ってあげたくても払えないのです 笑

ちょっと脱線してしまいましたが、私は起業して経営者になることは本当に楽しいことだということと、それに伴うさまざまな経験談を起業したいという人にお話ししていきたいと思っています。