SNSやネットニュースを見ていると、非常にネガティブなコメントが書かれてあるのを目にします。「表現の自由」という観点からすれば、それは自由なのかもしれません。それが相手を傷つけるような言葉であったとしても。私たちが若い頃なら、テレビに向かい独り言のように芸能人や著名人に対して勝手なことを言ったりもしていましたが、それがネットを通じて相手に届くとなると、それは全く別問題のように感じます。
何か感じたことを自由に表現することは素晴らしいことだと思いますし、それは表現することができる人間だからこそできることだと思います。ただ、表現することによっていろいろな捉え方をする人がいます。今はSNSを使えば誰でも表現者になり、自由に表現できるようになりました。その中で、「アレはダメだけど、これはOK」というジャッジを誰もすることなく発信されていきます。
ジャッジが入ることで自由はなくなるかもしれませんが、なんでもかんでも表現していいとは思いません。これからも表現の仕方に関していろいろと考えていく必要があります。