今週は東京ビッグサイトで開催された「ギフト・ショー」に「飛騨コスメブランドプロジェクト」として出展してきました。
出展前にこの話を何人かの人にしたところ、「こんなコロナの大変な時に出展するよりも、コロナが落ち着いてから出展した方がいいんじゃないの」と言われました。
個人的には、コロナがこんなに大変だからこそ出展を決めました。
お陰様で、今のアニメグッズの事業は変動は大きいにしても、何とか事業として成り立っています。
そんな今だからこそ、次の戦略を考えて行動する時だと考えています。
以前このブログにも書いたと思いますが、弊社は印刷の事業から脱皮して業態を変えるのに非常に長い年月がかかりました。
その期間は非常に長く苦しい時間でした。
「これしかない!」と思って取り組んだ事業の思ったような成果も出ないままに長い年月が過ぎていきました。たまたま取り組んだ事業がうまくいき、今に至っていますが、これがうまくいってなかったら、本当にどうなっていたかわかりません。
なかなか先が見えない時だからこそ、新分野である「コスメ事業」の取引先を増やすために出展しました。私自身が一番嫌なことは、後になって「やっぱりあの時出展しておけばよかった」という後悔です。後悔こそ私はつまらないことだと思っています。後悔するぐらいなら、やることをやった方がいいと思っています。
今回出展期間中の3日間はずっとフェイスガードをしていました。フェイスガードをしたことがある人はわかると思いますが、暑苦しですし、息苦しですし、視界も悪く、とにかく人から見たら大袈裟に見えます。
それでも私は、絶対にコロナウイルスに感染したくないと思っていましたから、フェイスガードをつけ続けました。
地元に帰って来てからも、2週間自主隔離すると決めています。とても面倒なことですが、それより何より、家族やスタッフ、地域の方々に感染を広げる訳にはいきません。広げる訳にはいきません。
「絶対に大丈夫だと思ったけど、やっぱり行かなければよかった」
「人に感染させるようなことはしない方が良かった」
「新しい事業に取り組まなかったから事業が行き詰まった」
こんな言葉は何があっても吐きたくはありません。
そのためには自分ができることを考えて行動するだけです。
「後悔がない人生」があるとしたら、自分が正しいと思ったことを最後までやり続けるだけだと思っています。