営業ツール

コラム 新規開拓のやり方

正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る 第46回

先週は毎月お客様に送っている広報紙の郵送でした。お待ちかねの皆様に大変お待たせ致しました。最近継続的な情報配信の必要性をセミナーなども話させて頂いています。 弊社の広報紙も80号を超えるまでになりましたが、何かしら継続的に情報を出すと言うことは重要です。この話はまた改めて書かせて頂きます。
【実録 弊社の新規開拓 木のカレンダー編 第10回】
今回は反応がなかった場合の修正方法について書かせて頂きます。

反応がない営業ツールの場合、まずは頭の中を真っ白にして、商品に関する情報をすべて忘れて、「素」になります。そしてキャッチコピーを疑ってかかるというか、キャッチコピーに突っ込みを入れます。「これってどういう事?」作った時は、「バッチリ!」と思うコピーでも、時間が経って素になって見てみるとおかしいと思うことが出てくるはずです。
わかりにくいので具体的な例を挙げます。

反応がなかった時のキャッチコピーは 「他社との差がつく オリジナルカレンダー」 でした。いかがでしょうか?皆さんにとっては初めて見るキャッチコピーなので、特に突っ込みどころ満載ですよね(笑)

 ○「差がつく」ってどういう事

 ○「オリジナルカレンダー?」それで???

 ○カレンダー?間に合っています。

 ○「オリジナル?」高いだけじゃないの?
こんな感じです。今回はスタッフが作ったコピーなので、余計に突っ込みやすいです。また、反応がなかったことが前提になっていますので、基本的に「全否定」から入いることができます。 そうやって否定してみると、何となく相手の立場に立てるというか、買う側の立場でDMを見ることができるようになります。 そうなったらしめたものです!
そういう気持ちの時に、問いかけることばは「じゃあどんなものだったら買うのか?」「何かの商品を使ってどんなことを実現したいのか」です。

私が建築会社の営業マンなら

 ○お客様からのご紹介を増やしたい

 ○せっかくのプレゼントなので記憶に残ってほしい

 ○お渡しした時に喜んでもらいたい こんな事が気になります。
そこで私が考えたキャッチコピーは 「年末のご挨拶回りは 記憶に残り話題性ある贈答品を」 というものでした。いかがでしょうか? 私が感じたのは「モノ(カレンダー)は、いらないけど、課題解決(ご紹介を増やせる)できるなら興味あるな」とです。これをキャッチコピーにしました。 それ以外の部分にも「自分突っ込み」を入れて細かく修正しました。 さあ、最後の送信です。どんな結果になるのでしょうか?感動のクライマックスは来るのでしょうか?(笑)