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コラム 新規開拓のやり方

正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る 第31回

先週末には宮城県岩沼市へボランティア活動に行ってきました。また、報告させてもらいます。 弊社は今日から第39期がスタートします。ますます面白くなってきました。

お客様により喜んで頂くサービスの提供に努めて参ります。

「継続的な情報発信」の話の続きです。 前回、「他社と同じやり方をやったらやはり記憶には残らない」ということを書きました。ココで言う「他社」というのは文字通り自分以外の他の会社です。

同業かどうかは関係なく、お客様との関係の中では、自分以外の会社はすべて他社になります。

他社に対して、敵対意識を持つというワケではありませんが、お客様にとって数ある取引先の中で、一番記憶に残してもらえる存在になることを目指すことが大切です。
名刺交換をした会社で、これから取引を始めて頂く会社に対して、冬の季節のアプローチをする場合について詳しく考えてみましょう。

まず、取引がない会社であれば、通常の年賀はがきは絶対にNGです。

御社に届く年賀状は何枚でしょうか?50枚や100枚と届くことと思います。企業の場合は、正月3が日が終わって、4日目に年賀状を見ることが多いと思います。ほとんどがよく知っている会社から届きます。その中の1枚によく知らない御社の年賀状が一枚入っていたとしても、見落とされてしまったり、または見ても大して記憶に残らないと思います。 それよりも冬の季節のアプローチがテーマであれば、12月や1月後半から2月に掛けて送った方が明らかに記憶に残ります。

その場合、送る形状はどんな形状がいいのか?とよく聞かれますが、私はこれから初めてこうしたアプローチを始めるのであれば、基本的にはがきタイプのように開封不要のものからのスタートをお薦めします。封書にするとたくさんの情報を入れることができますが、まず最初に開封して頂けるかどうか、というかなり大きい問題にぶち当たります。よく聞く話として「DMは開封しないで捨てる」という方もいらっしゃいます。開封しなくても最低限の情報をお伝えするためには、はがきのように開封しなくてもいいタイプから始めた方が経費の面からいってもお薦めします。
また、封書にすることによってたくさんの情報を送りすぎるという弊害も発生します。封書だからと言って、あれもこれも送りたくなってしまうモノですが、仮に開封して頂いたとしても、すべてのチラシや情報に目を通して頂けるとは限りません。 最低限の情報に絞り込むという点でもハガキはお薦めです。
デザインに関しては、どんなデザインがいいでしょうか?お客様がこういう場面でよく言われる「目立つヤツにしてくれ」「インパクトのあるのにしてくれ」というご要望です。一発ギャグ的に瞬間的にインパクトを与えるモノを作ることはできますが、今のテーマである「相手の記憶に残る」ということにはあまり寄与しないかもしません。もちろん、インパクのとあるモノを送れば、それなりに一瞬は覚えておいてもらえる可能性はありますが、継続すればそれも見飽きたモノになってしまいます。
それよりも大切にするのは、御社なりのフォーマットです。見た瞬間に「○○会社から来た案内だ」と相手の方に認知してもらいたいわけです。そのためには、基本的なフォーマットを決め、それを使い続けることにより、ハガキに書いてある社名だけでなく、紙面のレイアウト全体で御社をアピールするフォーマットにすることをお薦めします。
今回は形状を中心にご紹介しましたが、次回は内容についてご紹介致します。