営業ツール

コラム 新規開拓のやり方

正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る 第12回

まだまだ震災の全容が明らかにならない中で、被災された方に不安な日々をお過ごしだと思います。わずかではありますが、支援物資を送らせて頂きました。一日も早い復興をお祈りすると共に、自分たちに何ができるのか、という問いかけの基に、できる限りの行動をしていきたいです。

ここ数回で「接触回数」と「接触内容」について書きました。次は「接触方法」について書きたいと思います。

新規開拓で大切なのが「1000人の人に1回の接触よりも100人の人に10回の接触」という考え方です。チラシでも商品案内のパンフレットでもそうですが、「一度出したから相手は知っているはず」と言うわけではありません。

今の時代、非常に情報が過剰に増えています。そんな中で、一度見た情報をずっと覚えていられるということは希です。次から次へと新しい情報が入ってくれば、情報を一度は確認したとしても、消化不良のまま次の情報の処理をしていかなければならない現代のビジネスマンにおいては、繰り返し同じ情報を伝え続けることで、ようやくその情報が何を示しているのかがわかる、ということです。 営業パーソンを使って10回の接触をするということも、非常に効果があるのですが、営業パーソンにとっては10回も同じ話をしに行くというのは、非常にストレスがかかる話になります。

しかも、10回通えば買って頂けるというのであればまだしも、基本的に買う気のない方にお会いし続けることになる場合が多いので、非常に困難になります。もちろん、相手の方にとっても1回は会ってもいいけど、2回目以降は断る方が多いです。 10回の接触を簡単に行うためには、「営業ツール」や「PRツール」の出番です。11回にも書きましたが、統一したデザインで、しかもわかりやすい内容で伝えるのがポイントになります。 次回はわかりやすい営業ツールを作るには、という内容でお伝えします。