将棋棋士の藤井聡太竜王・名人は先を読む力が非常に強いと言われています。私はそれほど将棋に詳しいわけではありませんが、以前読んだ記事では、プロ棋士とコンピュータが考える差し手は同じだったけれども、藤井竜王・名人は全く違った手を打ち、結果的にその対戦は勝ったそうです。その後コンピュータで時間をかなり掛けて計算させたら、藤井竜王・名人の差し手をはじき出したそうです。先を読む力のすごさの一端を感じさせられました。
私は先を読む力があるとは言えず、なかなかうまく先を読むことができません。それに加えて、ビジネス環境の変化であったり、流行もかなり速いスピードで変わっていきます。この変化が速い時代に的確に先を読むことはかなり難しいことです。
過去の延長線上に未来があるのではなく、突然新しい未来が生まれてきたり、今まで好調であったものが、急激に不調になることも多々あります。そんな中で、自分の感覚だけを信じて未来を予測するのではなく、ありとあらゆる角度から未来を予測する必要があります。そのためには、スタッフの意見や考え方にもしっかりと耳を傾けながら「次の手」を決める必要があります。先が読めない時代だからこそ、知恵を出し合い、仕事をする必要性を強く感じます。
【写真と本文は関係ありません。写真は今日作った鶏チャーシュー麺の写真です。】