先日、あるプリンターのメーカーさんとお話をしました。プリンターと言っても業務用のかなり高度なプリンターになりますが、２年ぐらいでかなり進化しているとのことでした。
「こういう不具合に対応できるようになりました」
「こういうご要望にもお応えできます」
といった機能の向上がいくつもありました。
プリンターはある程度完成しつくされた機械だと思っていましたので、今まで以上の進化というのはなかなか難しいと思っていたのですが、こうした機能の向上は並大抵の努力ではできないと思っています。繰り返し繰り返しテストを行い、試行錯誤を繰り返したうえで改良し、ある程度の再現性を実現したうえで、さらにそれを販売する量産機で実現するという、とてつもない研究や開発の努力があったと感じました。

古いタイプの機械の時には「これ以上はもう無理」と諦めていたであろうことを、「まだ改善の余地がある」という考えで取り組まれた結果だと思います。すごいことだと思います。

スポーツにしても、10年前と比べるとどんなスポーツもものすごい進化を遂げています。私はそれほどスポーツに詳しいわけではありませんが、それでもスポーツ中継やニュースを見ていても明らかに進歩しているのがわかります。

この先、さまざまな機械やスポーツがどのように進化していくのか、私にはわかりませんが、５年後、10年後には大きく進化していることだけはわかります。

こうした進化には、多くの方々が携わっていると思いますが、そういう方々に敬意を表すると共に、これからの時代を生き抜いていくためには、私たちの会社も進化をしていくことが必要だと感じさせられます。大きな変化は起こせませんが、小さな変化を少しずつでもしていきながら、お客様が求めるものを世の中に提供していけるように努力をし続けます。