展示会サポート

コラム 展示会での新規開拓

展示会を活用して新規開拓を成功させよう 第3回

先週私たちが応援している南三陸町に「食べるボランティア チョコボ」を届けてきました。

企画を初めて約4ヶ月。たくさんの方に買って頂き、南三陸町の応援になればと思っています。今後の展開がとても楽しみです。
さて、今週も展示会の活用についての話をスタートさせます。

展示会での接客シーンを一度思い返してみてください。

いつもどんな風に接客したり、展示物を見て頂いたりしているでしょうか?
これは、各社いろいろな工夫をされていると思います。デモの機械を実際に持ち込んで見て頂いたり、綺麗なパンフレットやカタログなどを作成して持ち込み、それをブースに立ち寄られた方にお配りしたり、わかりやすいパネルを作成して歩いている人に興味を持ってもらう工夫をしたり、興味を持たれた方と話し込まれたり。 その他にもいろいろなことをやっていらっしゃると思います。

展示会のブース作りを協力して頂く業者の方に頼んで、取り組まれている会社もあると思います。
それでは、出展者としての立場はちょっと横に置いて、今度は自分自身が来場者の立場になって、自分が出た展示会のことを思い出してみてください。 ブースがたくさん並んでいる中で、まずはその展示会の出展の中で一番の目的のところを見に行くのではないでしょうか?そして、自分が一番必要な情報を得るのと同時に、「どんな出展があるのだろうか?」とブラブラと見て回る時間もあると思います。そんな時間を思い出してみてください。 大半のブースが新商品や新サービスのPRに出展しているので、見るものすべてが新しいもの、という感じです。
ちょっと興味があってブースに立ち寄ってみると、面白い製品がきっとあると思います。そこで、簡単な質問をすると、相手の方は非常に熱心に話をしてくれます。何となく内容がわかり帰ろうとすると「どうぞ詳しい資料を持って帰ってください。」とパンフレットをいくつももらいます。そして名刺交換をしてその場を離れていく、こんな感じではないでしょうか? そんなブース廻りをいくつもして、帰る頃には指が痛くなるほどの資料を袋に入れて帰って行く、会場を出て行く頃にはすでに別のことを考えていて、どんなブースに訪れたのかさえも忘れて会場を後にする、そして帰ってから、頂いた大量の資料の中から必要な資料を抜き取り、興味本位で訪れたブースの資料はパラパラ見られて捨てる、そんな経験は皆さんもおありなのではないでしょうか?
さて、ここからがいよいよ本題です。 皆さんの企業が来場した方の目的のブースであれば、恐らく商談機会を頂くことはできるでしょう。ただ、残念なことに御社のブースに訪れる方の大半は

興味本位で立ち寄っただけだったとしたらどうでしょうか?

せっかく一生懸命説明しても、精魂込めて作った資料をお渡ししても、会場を出る頃には

御社のブースに寄った記憶すらなく、会社に帰ってからも

しっかりと見られない部類の資料になっているかもしれません。
こんな状況が見えないところで発生しているとしたら、あなたはどうしますか?こんな状況を打破する必要がありそうですね。

来週はこの状況をいかに打破していくか、そんな話をしていきます。楽しみにお待ちくださいね。