ここのところ、新しい設備を入れるために会社の至る所を片付けたり掃除したりしています。片付けをしていると必ず出てくるのが「思い出の品」です。
今回もたくさんの思い出の品が出てきました。
コムズが初めてアニメグッズを作った時の商品の包装紙やオマケ、最初のころに作った思い入れのある商品のパッケージ、売れると思って大量に作ったけど、それほど売れなくて辛い思いをした商品のパッケージ(笑)などなど。
そういうものを見ると「あっ!あの時の!」となって瞬時にその時のことにタイムスリップしたような感覚になります。
でも、今回の片付けではズバズバと捨ててしまいました。取っておきたい気持ちももちろんありますが、そうすると際限もなく残しておくものが増えてしまい、結果的に新しいものや必要なものを入れるための十分なスペースを確保できなくなってしまいます。
思い出は大切ではありますが、それだけでは「事業の発展にはつながらない」と考えています。
いろいろな思いが交錯しましたが、最後には「これからの時代に『(目の前にある)これ』がどれほど必要か?」ということを自問しながら、最後には「思い出だけでは生きられない」「思い出だけでは事業の成長はできない」という言葉を思い出しながら、多くの物を廃棄物として捨てることにしました。
「あの時に取っておけばよかった」というのが出てくるのは想像に難くありませんが(笑)それでも前に進むために捨てました。
今後も事業の取捨選択をしながら、未来を見据えて必要なことに力を入れて仕事をしていきます。