ある作品の批評をSNSで見ました。俗にいう「酷評」でした。
世の中の作品に対して、受け入れられるものと、受け入れられない物があると思います。
それを無理に受け入れる必要はないと思いますが、その感情をそのままSNSに上げるのはどうか、と思います。
思うことは自由ですし、感じ方も人それぞれです。ただ、それをSNSに上げた瞬間に一つの意見として多くの人の目に触れます。誰もその投稿に対して「いいね」などのアクションをしないかもしれないですが、目に触れています。
全ての作品とは言いませんが、多くの作品が出来上がるまでに多くの創意工夫、そして試行錯誤などを繰り返して出来上がった「尊い物」だと思っています。
それに対して、軽々しく批評というか批判をするのは良くない風潮だと思います。
それによってその作品に触れていない人が、負の先入観を持って出会ってしまったとしたら、作品を作った人も作品も、その人も不幸でしかありません。
人は、しっかりと自分は自分らしい意見や考えを持って生きている人ばかりではなく、人の意見によって見方や考え方に影響を受けやすい生き物だと思っています。
私自身は新たなクリエイティブな創造物を作る能力がない人間なので、人の作品に対して批判する立場ではないと思っています。もちろん、好き嫌いはありますが、単に自分が好きではないだけであって、それを多くの人に伝えようとは思いません。
全ての人が全ての作品に敬意を持って触れることを切に願っています。