先日お客様と相見積もりの弊害について 話をしました。
ホームページを納品したお客様と話をしていて ホームページからの問い合わせが増えたという話の続きで、
「最近見積依頼が急増して」 と話されるので、 「いいですね、問い合わせが増えて」 と言ったら
「それが見積もりしても受注につながらないですよ」 「そうですよね、価格競争が厳しいですから」 「一日見積をやっていることもあるぐらい 見積もりが多いんですよ。 でも、実際に注文して頂けるのは10%以下なんです。」 私はとても驚きました。 何という効率の悪さでしょうか! 当然見積で受注につながらなかったら まさに
「ただ働き」です。 「最近はすべての発注に対して7社相見積という会社もあります。」 一斉メールや一斉FAXで確かに発注者側としては 簡単に相見積の依頼はできるようになりましたが それに振り回されている方は大変です。
弊社でも見積は担当を決めてやっていますが 多いと本当に一日中見積をやっていることもあります。
競争時代だから仕方がないとは言え、 安売り競争には弊社として限界を感じています。
そろそろ相見積だけの依頼の場合は お断りすることも考えなければならない気がしています。
社会全体でも考えていくときなのかもしれませんね。