「伏線回収」とは、よくドラマや小説などで言われることで、予め最後の展開に向けて前半部分でほのめかすような「伏線」を敷いておいて、最後に作品の中にちりばめられた「伏線」を拾い上げて、最後の最後でその伏線をすべてまとめ上げて活用することを「伏線回収」というようです。

ミステリーや推理小説などでよく用いられ、特に注目されない形で登場していた物事が、物語の後の展開で重要な役割を担うことで、アッと驚くエンディングになったりします。

私自身、人生は伏線回収だとよく思うことがあります。「あの時の経験が今になって活きている」とか「あの偶然の出会いが今の仕事に繋がっている」と言うことが多々あります。
中には当時苦々しい出来事も、知らないうちにそれが伏線となっていることもあります。

ドラマのようにラストに向けて予め伏線を仕込んでおくわけではなく、たまたまそういう結果になることが人生には往々にしてあります。
そう考えると人生はとてもドラマチックで、起伏に富んでいて楽しいと感じます。
全ての人の人生がそうなのかはわかりませんが、人生の中で伏線回収をしながら生きていると考えると、さまざまな出来事も楽しくなります。
これからの人生も自分でもまだまだ伏線を敷きながら、伏線回収をしていきたいと思います。