営業ツール

コラム 新規開拓のやり方

正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る 第23回

6月14日に名古屋市内で無料の勉強会「チラシの作り方勉強会」を開催します。1時間30分程度で開催します。このコラムでご紹介している内容をさらにわかりやすくご紹介します。ご興味がある方はご連絡をください。詳細をお伝えします。

前回までに必要な原稿をいろいろ考えてもらいました。これに自社の社名や電話などの連絡先、ホームページアドレスなどの原稿を加えると文字原稿が完成すると思います。 入れる写真については、この後に考えるとして、今揃った文字原稿で一度ワードやエクセルなどのソフトを使いチラシを作ってみましょう。 この時に注意するのは

「3ない」です。
 ○色はたくさん使わない。

 ○書体(フォント)はたくさん使わない。

 ○意味のないイメージ写真は使わない。
ゴチャゴチャした営業ツールはわかりにくくするだけです。色が1色増えるだけで、フォントが一つ増えるだけで、情報が一つ加わることになります。営業ツールは情報を極力少なくして相手に「伝わる」のが目的です。作るときもできるだけシンプルなデザインを目指して作ってみてください。 さて、完成しましたでしょうか?文字だけで味気ない感じでしょうか?ここで、写真を入れるかどうかを考えます。見た感じ、どうも相手の方にメリットが伝わらないなと思ったら写真を入れます。写真を使うとしたら、相手の方が今PRしたい商品やサービスで得られるメリットが臨場感がある状態で伝わる写真です。 今販売したい商品が機械であれば、機械本体の写真ではなく、その機械を使っている場面であったり、その機械を使うことで得られるメリットが目でわかるようなものです。

住宅メーカーは「家族の笑顔」の写真を最近よく使うのはこのためです。住宅はあくまで2次的なモノとして捉えて、本来得たいものは新しい家に住むことで、家族の笑顔や楽しく生活することを最終目的として強調しています。

そう考えた場合に、どんなビジュアルがいいかを考えてみてください。ここでいいビジュアルが思いつかないようなら、最初のチラシはビジュアルなしで完成させます。 さあ、いよいよ完成しました。次回はできたチラシの活用方法をお伝えします。