営業ツール

営業ツールに関するブログ

営業ツールは「現場で使える道具」

先日開催されたメッセナゴヤに出展されたお客様の営業ツールを作らせて頂きました。そのお客様は展示会に出展するように新商品を2つ作られたのですが、どうしても営業ツールがうまくできないということで弊社に問い合わせして頂き、ご発注頂きました。
いろいろと打ち合わせさせて頂き、製品の特徴や会社の特徴などを伺わせて頂き営業ツールを提案させて頂きました。
営業ツールで一番大切なのはタイトルとなる「キャッチコピー」です。ここにキレとわかりやすさがないとお客様にはメリットが伝わりません。ここはある程度の数を出して後から絞り込みます。
そして2つめに大切なのは読む側の心理を考えたレイアウトです。目線の流れやどんな思いで営業ツールを見るのかを考えたレイアウトにする必要があります。
そして3つめには、魅力的なオファーです。見た方が「何となくいいな」と思ったときに、行動しやすいような魅力的なオファーであったり、ハードルの低いオファーが必要になります。
こうしたことを踏まえて営業ツールを作ります。
最初にサンプルをお見せしたときから気に入って頂き、ほんの少しだけ修正を加えて完成し納品しました。
営業ツールの場合はここからが勝負になります。出来がいいか悪いかは、渡した相手の反応だからです。どんなにかっこいいデザインのチラシやパンフレットでも、渡した方が興味を持たなかったり、最終的にこちらが望むような行動に移ってもらえなかったら、何の意味もありません。いい営業ツールというのは相手に行動を促せる「営業の道具」です。道具としての価値は使ってからでしか評価が出ません。そういう意味で、私たちはデザイン提出の時や納品の時にお客様にどれだけ喜んで頂いても、意味がほとんどないと思っています。
今回納品させて頂いたお客様からは、展示会が終わってから感謝の電話を頂きました。第一声は「とてもいい感じで展示会が終了しました。」とのことでした。お話を伺うと具体的なオファーをたくさんもらったそうです。「あのキャッチコピーがわかりやすくてよかったよ」という話しになって、ようやく私は胸をなで下ろすと同時に、お客様にお役に立つ仕事ができたという安堵の気持ちになりました。
お客様から感謝の言葉を頂くことが何よりのご褒美です。これからもたくさんのご褒美が頂ける仕事をしていきます。