多くの方から弊社へ応募していただきました。本当にありがたいことです。

応募いただいた方は熱心な方が多く、本当に素晴らしい方ばかりでした。「本当にうちの会社でいいの？」と思う方もいて、本当にありがたいことだと感じています。

そんな中で、最終的には一人に絞らなければならないので、とても大変な想いでした。「甲乙つけがたい」というのはまさにこのことだと思いました。

ただ、どうしても一人に絞らなければならないので、絞っていきます。絞るときには「今募集している仕事で、どういうスキルが必要で、どういう人がふさわしいか」ということを社内のミーティングで何度も話しました。

その時出てきた意見をまとめて、自分たちがふさわしいと思う人を思い描き、それにできるだけ近い方を選ばせていただく、ということを行います。

この話をする時に必ずスタッフに言うのは、「あなたは、今あなたがやっている仕事をするのに、最適である、という基準で採用したのであって、今回の募集職種に対して応募してきても、採用しなかったかもしれない」ということは話をします。

採用できない方には最終的に不採用通知を送ることになりますが、その人個人が優秀かどうかを判別しているわけではなく、「今の募集職種には残念ながら別のより相応しい方がいて採用できなかった」ことをお伝えするようにしています。

弊社だけでなく、さまざまな会社が苦渋の選択で不採用通知を送っていますが、それは応募したあなた自身を否定するものではなく、求めている人物像とは違った、ということで理解してもらえるといいのかな、と思っています。

不採用通知が届けば、誰しも落ち込むとは思いますが、「全否定されたわけではない」ことを理解して、次の自分が働きたいと思う職場への就職に向けて頑張ってほしいと思います。