私が考える「会社の含み資産」は何かと言うと、 それは社員一人ひとりの資質だと考えています。
今までの印刷業界は、どちらかというと機械設備の充実が 非常に重要だったと思います。
当社も今までたくさんの機械設備に投資してきました。
でも、これからより高度な仕事をするためには 社員の資質の向上しか企業存続はないと思います。
そのためには、社員とともに教育や研修を通して レベルアップを図ることが必要だと思っています。
社員の資質が向上しても、決算書にも貸借対照表にも 反映されません。
が、私はそうした知恵の向上や技術の向上、そして心の向上による 含み資産をどんどん増やしていくことが よりよい仕事につながり、ひいてはお客様のお役に立つ物と 信じています。
そして、新しいやり方や手法など、増えた含み資産を社員、お客様、 そして取引先など多くの方々に「配当」として分配できたらいいなと思っています。