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社長ブログ

残念な会議

先日あるお取引先の営業マンが来社していただき、いろいろな情報交換をしました。
それぞれの会社がコロナ禍で厳しい状況にある中で、その方に「御社は何か新規事業に取り組んでいますか?」と伺ったら、「先日会社で新規事業に関するミーティングがありました。」と話しをしてくれました。
事前に社長から「どんな新規事業ならいいか、考えてくるように」と言われていたので、その方を含めてミーティングの参加者はそれなりに考えてきたそうです。
ミーティングでは、参加者が順番に「こんな事業ならいいのでは」ということを発表したのですが、その社長は全員の発表を聞いて「みんなの考えはわかった。」と言っただけ解散したそうです。何となく参加者は気まずい感じが残ったそうです。

お話しを聴くと、なんとなく社長が思い描いていたような新規事業ではなかったので、そんな感じでミーティングが終わったようですが、そもそもそれほど簡単に新規事業が思い浮かべば苦労はいりません。しかも、何も行動しないのであれば、何も生まれてきません。
私はその発表の中身がどうだったかわかりませんが、こういう会議を続けていたら、参加者は「結局は考えてきても意味がない」と考えて考えてこなかったり、意見を出さなくなってしまいます。せっかくやる気を出しているスタッフの芽を潰す、とっても残念な会議だと思い、お話しを伺いました。

こういう会議をして意見を潰すのならば、自分で新規事業を考えて、スタッフに意見を求めるべきだと思いますし、スタッフの出した意見の可否をその場で出すのではなく、もっと深くリサーチすることがとても大切に思います。

今後その企業がどのような新規事業を立ち上げるかはわかりませんが、一日も早く新規事業が立ち上がることを祈るばかりです。