営業ツール

営業ツールに関するブログ

営業の仕事

営業ツールではありませんが、先日来られた営業の方がとても気になったので、営業の仕事について書きます。
先日弊社に新規営業に来られた方がいました。コロナ禍ということもあり、基本的に営業はお断りしていたのですが、ちょっと気になる商材でしたので、久しぶりに来社していただきお話しを伺うことにしました。

久しぶりに営業の方とお話ししたのですが、とても残念な思いになりました 笑
私からすると
○アイスブレイクがない
○ヒアリングがなく、いきなり商品説明
○最後までヒアリングはナシ
というのが、とても気になりました。

特にヒアリングをしない営業というのはどういうこと?という気持ちでずっとお話しを聴いていました。
自社が何ができるか、どういうことが得意か、というお話しもとても大切ですが、私としてはお客様が何を欲しているのかを聞くことの方がもっと大切だと思っています。

逆に私はこの前久しぶりに新規のお客様の所に訪問させていただきましたが、ちゃんとアポを取ったつもりでしたが10分で退散してきました。それは、少しお客様のお話しを伺い、こちらが提案したいことに対して、全く「課題」と考えていないことがわかったからです。
私が考える営業の仕事は「課題解決」です。課題を伺わないと解決方法を提示できません。また、お客様の持っている課題を弊社の商品やサービスで解決できないようであれば、それ以上のお話しをすることがお客様に失礼に当たると考えています。10分で退散してきたのはそのためです。

営業の仕事は1から10までを説明することではなく、課題に合わせて4番から話し始めたり、あるいは今回紹介する商材以外をご紹介したり、場合によって知り合いの会社をご紹介することが「営業の仕事」だと思っています。
説明することを本業にしていると、今のモノを買わない時代には営業の仕事はとても疲弊する仕事だと思います。営業の上司の方はぜひその辺りをご指導いただきたいと思います。