何か新しいことに挑戦しようとすると、
「そういうことをすると、こんなリスクやあんなリスクがある」と進言してくれる人がいます。
確かに、新しいことを始めるとなるとさまざまなリスクがあります。また、それに加えて見えないリスクも隠れていると思っています。
こうしたリスクのことを考えていると、新しいことをやるには、本当に勇気が必要になります。
「やらない方がいいのでは」と思ってしまうことも多々あります。
ただ、「やらなかった場合のリスク」というのも同時に考えるようにしています。
やらない場合のリスクは、やるリスクと違ってなかなか見えてきません。
単純に何もしなければ、「やるリスク」はないわけですが、変化が早いこの時代で、現状のままいることの方が非常に大きなリスクだと考えています。何かしら自らが変化し続けないと、時代に取り残されていく可能性が高いですし、あっという間に必要のない企業になる可能性も多分にあります。
「やらないリスク」というのは、ある意味「時代に取り残されて勇気」が必要な気がします。
どんなことでも、今すぐ始めたとしても、何かしら結果が出るまでにはある程度の時間が必要になります。
半年や一年で結果が見えてこないこともあります。
やることによるリスクを細かく分析して時間を割くよりも、ある程度リスクを見込みながらでも素早く動くことが、とても大切に思っています。
何でもかんでも、やることがいいばかりではありませんが、自分の身の丈に合ったリスクを考えながら、新しい挑戦をやり続けていきます。