車を運転しているときに、自社の販促のことを考えていたときに、突然降りてきた言葉は、「本屋の立ち読み」。

本屋の立ち読みはご存じのように無料です。立ち読みだけで帰る人もいますが、立ち読みして内容を確認してから購入する人もいます。立ち読みもしていないがらんどうの本屋では、立ち読みするのもちょっと怖くて入りづらいです。

だから本屋にとって立ち読みは単なる「悪」ではありません。無料で情報を公開するからこそ、有料で買う人がいるというビジネスモデルです。本屋業界ではそのビジネスモデルは崩壊していますが、Googleなどは一定のところまでは無料、それを超えると有料というビジネスモデルはたくさんあります。

そう考えると、無料で有益な情報を提供して、その中からさらに有料版を求める人に有償サービスを提供するという考え方は、やはり重要な考え方だと思います。

どこまでを無料してどこから有料にするか？ここの線引きが大切ですが、ビジネスモデルを考える上でこの視点は大切にしていこうと思います。