先日下呂市の交流館会館で開催された「ハートビート2016」というイベントで、パラリンピックの閉会式でパフォーマンスを披露された下呂市出身のダンサー、大前光市さんのダンスを見ました。その時インタビューも同時に行われて、大前さんがお話しした話しでとても印象的だったのが「続けることでしか見えないものがある。それを見たいから続ける」というような話しをされました。
大前さんはもともとダンサーでしたが、交通事故で片足を失い、周りの人からはダンサーとして続けられないと言われたそうです。その中で自分なりのダンスを編み出して注目を浴びているとのことでした。片足でバック転をやろうとしたときに、両足の時とはバランスの取り方も全く違い、とても苦労されたそうです。先生も片足ではできなかったそうですし、他に教えてくれる人もいないのでできないかも、と思われたそうです。でも来る日も来る日も練習を続けて、ほんの少しずつ上達して、結果的にできるようになり、今では連続してできるまでになったそうです。
その時に、「続けることでしか見えないものがある」ということを実感されたそうです。
私も続けることを大切にしています。私も続けることでしか見えないものを見たいと思っていますし、続けることでしか得られない物があるのも知っています。今続けていることでなかなか成果が出ないことがあります。何度か止めてしまおうと思うこともありますが、それでも必ず成果が出ると信じてやり続けています。大前さんのダンスを目の当たりにすることで改めて勇気とやり続ける気持ちをもらいました。まだまだやり続けます。
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