さまざまな場面で「役」を頼まれることが多くなりました。
「役」を頼まれた時に必ず思い出すのが、この「チャンス！」と言う言葉です。

私が社会人になってすぐのことですから、ずいぶん前のことです。以前の勤め先で入社早々にしてその職場の改善活動のリーダーになれ、という話しになりました。私はそのことで、当時の上司に「できない」的な話しをしました。その時にその上司が「これはお前にとって『チャンス』だぞ！」と言われました。
その時は、「チャンス」の意味がわかりませんでしたが、結局リーダーをやることになりました。

改善活動のリーダーですから、職場の問題点に関して調べなければならなかったり、仕事のことを勉強したり、リーダーの勉強会で他の部署の先輩といろいろと話したりと、とても大変だったのを覚えています。
そして、半年後に内容は大したことなかったのですが、無事に発表を終えてホッとした時に、最初に上司に言われた「チャンス」という言葉を思い出しました。

このリーダーという立場は、勉強するチャンス、仲間を増やすチャンス、そして成長するチャンスである、と言うことだったということを後から知ることになりました。

それ以来、何か役を頼まれると「チャンス到来！」と思うようになりました。
いやいややるのもやり方だと思いますが、「チャンス！」と思ってやることの方が楽しい！と思っています。