私は初めて役職をやらせていただくことが多いですが、こうした初めてのことに取り組む時に、真っ先に頭に浮かぶ言葉があります。それは「チャンス!」という言葉です。
この言葉を最初に感じたのは、私が初めて就職しして間もない時です。まだ仕事のことはもちろん、社会人としての自覚もないときに、職場のミーティングで突然改善活動のリーダーを指名されたのです。当たり前ですが、チームには先輩ばかりですし、歳もわからないおっさんがたくさんいました。(今の私よりもきっと年下だったと思いますが 笑)
ミーティングが終わり、すぐに上司に向かって「私にはリーダーはできません。他の方にやってもらってください。」と言いました。即座に上司が私に言いました。「おい、鎌倉!これは『チャンス』やぞ!何でもいいでやったれ!」
はっきり言って上司の言葉の意味がわかりませんでしたし、私にリーダーを押しつける口実だと思いました。
仕方なくイヤイヤ半年間リーダーを「やらされ」ました。最後には会社全体の発表会もあり、何とか発表も終わり、一緒にリーダーをやった仲間達と飲み会をしました。その時に気付いたことは、リーダーをやったことで、わからないことだらけなので先輩にいろいろなこと聞きに行ってたくさん勉強することができました。リーダーの勉強会に出席して会社の仲間が一気に増えました。リーダーシップとは言えないながらも、会議の資料作りや会議の進行もほんの少しできるようになった自分を感じることができました。
そのときようやく上司の言葉の意味がわかりました。「これはチャンス!や」の本当の意味が。
それから私にとって、やったことがないことをやることが「チャンス」と捉えるようになりました。このコロナウイルスの未曾有の状態で社長がやれることこそが最大の「チャンス」と捉えています。
今、皆さんにとってもまさに「大チャンス到来」です!このチャンスを最大限に活用することこそが、これからの新しい生き方の大きな礎になると信じています。
全ての方々で、このチャンスを飛躍のチャンスにしたいと思います!
社長ブログ