先週末に友人達と車中2泊3日で宮城県へボランティアに行ってきました。活動は1日しかできませんでしたが、まだ多くの人的支援の必要性を感じて帰ってきました。
また機会を作って行きたいと思っています。
それでは、今回から営業ツールの具体的な使い方について書きます。
私が最初に営業ツールを自分で作り始めたこと、一番気にしていたのは営業ツールの「出来栄え」でした。わかりやすいか?とか、これでいいのか?とノウハウ本を見ながらよく思い悩んだモノです。でも、作ることよりも相手に見て頂くことや配布することにあまり頭が行っていませんでした。
皆さんも始めるときには「使い方」や「配り方」に強く意識を向けておいてください。
さて、第12回で「同じ営業ツールを同じ人に10回見て頂く」という話を書きました。 え~10回も!と思う方も多いと思います。でも、最初から10回見て頂くと言うことを計画してスタートすると覚悟が決まっていいと思います。
10回見て頂くとどんなことが起きそうでしょうか?
○そういえば前にも見たな
○前から気になっていたけど、一回問い合わせてみるか?
○(見過ごしていて気付かなかったけど)こんなのがあるんだ。
○(前見たときは気にならなかったけど)ちょうどこういうのを探していたんだ。
こんなうまい具合にいくだろうか?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、実際に人は何度も同じ情報を繰り返し見ていないと認知をしません。
弊社のお客様で「配るたびに毎回デザインを変えたい」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、そういうやり方をしていると、相手から見ると深く情報が入って行かなくなり、結果的に何らかの行動へと移して頂けなくなります。 どんどん内容やデザインや伝え方を変えた方が広告効果が高いのであれば、大手企業はテレビCMの内容をコロコロと変えているはずです。テレビCMの内容がある一定期間変わらないのは、変えることによって広告効果が薄れることを知っているからです。
そう考えると、10回見て頂くというのの必要性も少し感じて頂けるのでは、と思います。 では、具体的に10回見て頂く方法について、次回はお伝えしたいと思います。