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社長ブログ

金山町の自慢

息子と娘が進学で地元を離れることになりました。
二人に地元のことを聞かれたら、自慢することがある、と伝えました。
私が考える金山町の自慢は、昭和の合併時に4つの郡の町村が一つになったということです。
私の住む金山と菅田地区は「武儀郡」、下原地区は「益田郡」、東地区は「郡上郡」、田島地区は「加茂郡」でした。

この4つの郡をまたいでの合併は恐らく全国的にもかなり珍しいと思います。そしてこの4つの郡は江戸時代はそれぞれ別々の藩でした。

その4つが一つになったわけです。文化や風習はもちろん、年貢も違っていたと聞いています。それが一つになるというのは、今の時代に置き換えて考えても奇跡的なことです。この合併を取りまとめた方たちが、どのように話し合ったか私は知りませんが、とにかくすごいことだと思います。一番すごいのは、「異文化を受け入れる」ということだと思います。私はこの合併が本当に自慢できることだと思います。

そしてこの単なる行政合併を「本当の合併」に押し上げたのは、個人的には「中学校の合併」だったと思います。中学校が合併したのが、今還暦を迎えた方々の時です。もう45年以上も前です。その方々は中学校の頃から「一つの町」という認識で育っていますから、町の一体感も本当に育っていると思います。

そして、今年度を最後に4つの小学校が合併することになりました。私が通っていた小学校の校舎に他校から入ってきますが、新しい小学校としてスタートを切ります。そこを学び舎として育っていく小学生が今後は巣立っていくと思いますが、大きく育ってこの自慢できる金山の地に戻ってきてほしいと強く願っています。

 

トップの写真は私の住む地域の氏神様である八幡神社です。この地を離れる二人には、ちゃんとお礼を言っていくようにと伝えました。