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社長ブログ

幸せとは

以前からも考えていますが、幸せとは何か?ということをずっと考え続けています。

先日も能登半島でボランティアをしてきました。復興が遅れているとは言われていますが、仮設住宅も建ち、流通もずいぶんとスムーズになったので、お店も少しずつ再開されてきました。水道も復旧している場所も増えてきたように思います。少しずつですが、生活しやすくしやすくなってきているように感じています。

私は東日本大震災でもボランティア活動をしていましたが、最初は体育館のような避難所でプライバシーもない中で過ごされて、少しずつパーテーションなども置かれて、プライバシーも守られるようになりました。
家が住めなくなったり、なくなったりする中で、多くの方々と共同生活をしてしばらく過ごされた後に、ようやく仮設住宅ができ移り住まわれました。ホッとするのも束の間、薄い壁で隣の物音に悩まされたり、狭い仮設住宅で不自由な生活をされていました。

それから月日が経ち、ようやく安心して住める復興住宅が出来上がり、隣や近所に気兼ねすることなく生活ができるようになったのですが、住んでいる方に伺うと「なんか一人になってしまったようで寂しい」「隣に声もかけにくくなった」と、言われました。

この流れを見ていると、いつの時点が一番幸せだったのかな?と考えてしまいます。
もちろん被災前のタイミングが一番幸せだったと思うのですが、もうその時には戻れないのが現実です。

私が見ていると、不自由ではありながら、今の能登の方々の避難所生活も仲良く住まわれていて、お互いに助け合いながら生活されているのを見させてもらうと、それなりに幸せそうに感じます。(もちろん、個々人で悩みや不安を抱えていらっしゃるとは思います。)

これから1か月程度で仮設住宅に住まわれるようになると、さまざまなことを感じられると思います。その時に、避難所生活は楽しかったと思われるのか、大変だったと思われるのかはわかりませんが、少なくともいい思い出は残ると思います。

人生の中でさまざまな出来事が起き、その中で悲しみや苦しさを感じるときもあるとは思いますが、それでも時間が過ぎていい思い出になることもあり、その時に「あの時もよかった」と思える時も来ると思います。
そう考えると、人間はいつ幸せを感じて、何を幸せと思うのか、わからなくなります。

私自身もいろいろと思うところもありますが、今この瞬間を幸せに感じて生きることがとても大切に感じています。
まだまだ幸せの定義には至りません。