地元の後輩から「地元の商工会青年部で地域貢献の事業や勉強会を行いたいけど、どんなことをしたらいいと思いますか?」という相談をもらいました。
私はすかさず「今の時代の最大の地域貢献は、自分のビジネスの発展だと思うから、どうやったらビジネスを発展させられるかを考える勉強会をやった方がいい」という意見を伝えました。
人口減少が激しく、少子化も進んでいる中で、この大きな社会問題にまともにぶつかっても、なかなか解決できる問題ではないと思います。身近で自分でコントロールできるのは、自分のビジネスです。自分のビジネスを発展されることは、地域の雇用を生み、それがさまざまな税金に繋がっていきます。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ぐらいの大きな流れで成果が出るまでには時間がかもしれませんが、コントロールできない物に時間をかけるよりも、コントロールできるものに注力することで、結果的に地域への貢献につながっていくと思います。
今はいろいろな補助金も出ていますし、クラウドファンディングで資金を集めて新しいビジネスをスタートすることもできます。インターネットでさまざまな情報も入ってくる中で、一番大切なのは「やる気」だと思います。やる気さえ出せば、田舎であってもビジネスを成長させることはできます。その成長が地域貢献につながっていきます。
若い世代の人たちにはもっともっとがんばってもらいたいと思います。