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問題解決は本当に必要か?

最近いろいろなところで読む記事に「日本人は問題解決が大好き」というのがあります。
何か一つことを起こすたびに、反省会が行われて、冒頭に「今回、問題はありませんでしたか?」から始まる会議があります。
問題を解決すれば、事業自体は良くなるのでしょうか?
私は問題解決だけでは事業が良くならないと思っています。
確かに今までの問題を改善することはとても大切なことです。でも、もっと大切なのは「この事業をもっと良くするためにはどうすればいいのか?」が事業のスタートで考えるべきことではないか、と思っています。問題は少なければ少ない方がいいです。でも本質を考えたらそれがすべての選択肢ではないと思います。
上司がこの進め方で会議をすれば、社内のメンバーは問題探しという「あら探し」からスタートします。私は会社の代表として、会議のスタートは「もっと良くするためには?」という話しからスタートしたいと思っています。