2050年までに「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という方針を日本政府は決めました。地球環境守るための大きな決断だと思います。
ただ、かなりの困難が予想されます。難しいことはわかりませんが、私の仕事では多くのプラスチックを使用しています。お菓子の包装は安全を期するためにプラスチックを使用しています。こうしたプラスチック製品もほとんど使わないことが前提になると思います。
電気自動車の問題、それを支えるエネルギーの問題、さまざまな炭素を使った製品の製造の置き換えなど、29年で変えられるのか？と思ってしまいます。

一番変えなければならないのは、一人一人の消費行動と経済社会の在り方なのかもしれません。今までのように大量消費をするのではなく、必要最低限の消費で生きることであったり、消費の減少が伴っても豊かに生きられる社会の実現がとても大切に思いますし、こうした行動変容や考え方の変容に関してはとても長い時間がかかります。

こうした議論を今からしっかりやっていかないと、絶対に実現できないと思います。スキャンダルや芸能情報ばかりにフォーカスしているメディアの現状も変える必要があると思います。

私は政治家でも何でもないですが、自分のビジネスの中で少しずつでも脱炭素社会に向けて変えていきます。