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社長ブログ

「ボクの中には答えはありませんから!」

先日、新規事業の企画会議をやっているときに、スタッフが私に向かい
「これについてはどう考えているんですか?」と質問してきたので、「じゃああなたはどう考えていますか?」と逆に質問をしました。
そしてその後に「ボクの中には答えはありませんから」と伝えました。

20代から30代をターゲットとして考えてる新規サービスに関して、50代の私が考えることは古すぎて使い物にならないことは十分承知しています。
育ってきた環境も生活スタイルも価値観も、今の20代や30代とは大きく違います。極端に言って、パワハラやセクハラといった言葉もないのでそんなのは日常茶飯事、上の者のいうことは素直に聞け、土曜日出勤も当たり前、その上で日曜出勤もしたりしていました。

自分自身できるだけ新しい考えを取り込んで、と思ってはいますが、そんなことでは追いつかないほど速いスピードで世の中が変わっていっています。そんな中で、私の出した答えが時代に合ったものであるはずがありません。

無責任に放り投げているのではなく、自分なりの考えはもちろん持っていますが、若い世代の自由な発想を大切にしたいと考えています。途中で自分の意見は伝えますが、それをごり押しするつもりは全くなく、会議に出席している人間の一意見として伝えるようにしています。

今も斬新なテレビCMを放映している企業は20代の人に広告の企画をやらせている、という話を聞いたことがあります。「この内容でOK出すんだ」というのもすごいと感じますが、それ以前の問題として「こういう発想は自分の中には欠片もなかった」と思うことばかりです。

「社長だからなんでも自分の意見を通す」というスタンスではなく、「最終決定は社長、途中の意見はなんでもOK」という自由で風通しのいい企業がこれからは発展していくのでは、と考えています。